まだ雪降り積もる1月。札幌市内のカフェ「ガッチャ」にて、Cell The Rough Butchのg,vo登 翔一を迎えてのセルフインタビューを実施!
札幌で「MOMENT FES」を主催する彼の"フェス感"や、札幌ライブ事情、お互いの街への思いについて−




宮下)Cell The Rough Butch(セル ザ ラフ ブッチ/以下、ブッチ)の紹介をお願いします。

登)ギターボーカル、ギター、ベース、ドラム の四人です。

宮下)出身は札幌なんですか?

登)出身は全員札幌じゃないんですけど、まぁ札幌で出会った4人、的な。
北海道の地方地方で産まれた奴らが・・・田舎者が札幌に集まった感じで(笑)。

宮下)(笑)どれくらいやってるんですか?

登)今年で10年ですね。nothingmanも10年でしょ?

宮下)そう。2006年結成ってこと?

登)そうっすね。札幌の「COUNTER ACTION」てライブハウスから始めて。

宮下)なるほど。今はどこのライブハウスでやってることが多いんですか?

登)今は・・・どこが多いだろうなぁ。「mole」か「COLONY」が多いかな。

宮下)結構名古屋でも、「mole」とか「COLONY」は名前聞きますね。あとは「SPIRITUAL LOUNGE」とかもそうだけど。



宮下)今回初めて「新栄ルーレット」を名古屋で企画するんですけど、ブッチも札幌でサーキット(MOMENT FES)やってるじゃないですか。
去年初めてnothingmanがそれに出させてもらったのがご縁で。その前に富山の「RED FES」で挨拶させてもらって。
「MOMENT FES」きっかけで初めて札幌に来たんですけど・・・それでとにかく札幌が好きになって。今も札幌で喋ってるんですけど(笑)。
正直札幌にバンド呼ぶのって、大変じゃないですか?

登)うーん・・・そうですね。

宮下)結構、道外のバンドが多くなかったですか?

登)多かったですね。でもあの、基本的に北海道って、雪がやっぱり積もる街なんで。
基本的に冬には僕らイベントを打たないんですよ。道外勢を呼ばないので。

宮下)なるほど。それはなんというか、そもそも(道外のバンドが)来ないってこと なんです?

登)いや、来たいって言うアーティストは一杯いるんですけど、いかんせん飛行機が飛ばないって可能性が(笑)。

宮下)(笑)それちょっと不安ですよね。
気になってたんですけど、もし飛行機が飛ばなかったら「それは仕方ない」って思ってもらえるものなんですか?

登)まぁ・・・しょうがない、と思うしかないですよね(笑)。

宮下)(笑)逆に冬は、道外に出て行こう、みたいなのはあるんですか?

登)そうですね。冬は割と。基本、東京に行ったりとか。

宮下)僕らはこれからサーキットを始めて、ブッチは言わばサーキットの先輩なんですけど。
事前に何か「これを気をつけたな」とか、実際にやってみて「これはまずかったな」「こうしておけばよかったな」みたいなことありました?

登)基本的には、自分達が主催なんで、まずは自分達のやりたいようにしようとするじゃないですか。
そこを、お客さんが楽しめるようなものだけ考えるようにする、っていう。
なるべく自分・自分に、ならないようにする。と、いうことを気をつけましたね。
楽しんでるんだけど、ちゃんとお客さんの顔を見る、というか。

宮下)当日も、結構会場を回ったりとかもしてたよね。

登)やっぱり、何をどうしても不満は出てくるんで(笑)。

宮下)不満(笑)。

登)「あのバンドとあのバンドを被せたな!」とか(笑)。

宮下)タイムテーブルね(笑)。それは確かに悩む人多いですよね。

登)何をどうしても(不満は)出てくるので。もう先に言っときます。すいません、て(笑)。
完璧なタイムテーブルは無理です(笑)。

宮下)まぁでもそれも醍醐味というか、それも含めて楽しんでもらいたいと言うか。
実際、バンド側としても、自分達の時間はより多くの人に自分達を見てほしいなと思うし。

登)基本的にはお客さん目線、てところで。



宮下)今回ブッチは、名古屋には久しぶりに来るみたいじゃないですか。何年振り?

登)4年は多分行ってないですね。その時は「CLUB ROCK'N'ROLL」で。行ったのはその一回だけですね。

宮下)どうですか?名古屋の街の印象は。

登)当時、札幌の楽器屋で働いてた人が名古屋に転勤になってて。(その人に会う)ついでに行こうぜ、て感じで行かせてもらったんですよ。
その時にその人が色々観光案内をしてくれて。

宮下)街を知ってる人がいて。

登)大通り、みたいなのありますよね?

宮下)テレビ塔とかある通り(*久屋大通公園)だよね。

登)あれが札幌の大通りにすごく似てて。

宮下)そうそう(笑)。すごく似てるよね。

登)あれでもう、僕は安心感というか。「札幌じゃね?」っていう(笑)。

宮下)その辺も是非楽しんで欲しいですよね。
「新栄ルーレット」にも、ブッチとも仲のいいRED JETSとか、札幌の方も知っているバンドも何組か出てると思うので。

登)MILKBARとかもね。とても楽しみですね。久々の名古屋も。

宮下)中々名古屋に来る機会もないと思うんで。色々楽しんでほしいですね。
僕もすごく札幌が好きだから、例えば、ブッチのライブをみて気に入った人が、札幌に足を運ぶきっかけになったり。
そこからまた札幌の街にも興味を持ってもらえると、今度は自分達が札幌に行った時にも、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいし。

登)うん。

宮下)その逆もね。札幌の方が今回のイベントに興味をもってくれて、名古屋に足を運んでくれたらうれしいし。
名古屋で観るブッチも、レアで楽しいと思いますしね。

登)そうですね。何か面白いことを、色々やっていきたいですよね。

宮下)是非是非。名古屋でお待ちしていますんで。

登)がんばります(笑)。






[Cell The Rough Butch](セル・ザ・ラフ・ブッチ)

2006年g,vo登 翔一を中心に結成。幾度かのメンバーチェンジを経た2011年10月、現メンバーとなる。
同年12/28、盟友mondaysickとの共同企画を札幌moleにて開催し、200名以上の動員を記録。
2010年、夢チカライブやau DISCOVER LIVE等のイベントに出演。
同年12/14、1st single[春]を北海道TSUTAYAにて限定リリース。
2011年、4/23 mini album 「Mail Drop」をライブハウス限定でリリース。
エモーショナルなサウンド、胸に響く歌詞とボーカル、至極のメロディーラインと人間臭いライブパフォーマンスでファンを圧倒する。

←Cell The Rough Butch公式Twitter


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